悪質業者に気をつける

キャッシングは正しく使えば大変便利なものですが、中にはにはとんでもない高金利での貸付や、法に触れるか触れないかギリギリの取引をしている業者もあります。
そんな業者に引っ掛からないためにもここでしっかりと悪質業者の特徴を覚えましょう。

紹介屋
紹介屋とは、消費者金融業者を装い、「すぐに融資します」などの甘い言葉の広告により、それを信用して申込みをしてきた人に対し、他の消費者金融業者を紹介して、「うちが借してもらえるように紹介したから、あなたは融資を受けられた」と、まるで融資可能になった事が、自分たちのおかげのように強調し、高額の紹介手数料を請求する業者のことです。
これは完全な違法行為ですので、絶対にひっかからないようにしましょう。

買取屋
買取屋とは、融資申込者がクレジットカードを所持している場合に、クレジットカードでブランド品や、高額な家電品、商品券などを購入させ、これらの物を定価の3〜4割程度の安値で買い取る業者を言います。
クレジットカードは利用限度額がキャッシングとショッピング別々になっており、キャッシング枠がいっぱいになってしまった利用者を対象に上のような方法で現金渡します。
一見すぐに現金が入り便利そうですが、利用者が必ず損をする仕組みになっています。
「クレジットカードのクレジット枠を現金化致します」と謳う業者がこれにあたりますので、十分に気をつけてください。

新聞広告、電柱広告での甘い誘い言葉
現在は安全なキャッシング業者がほとんどとは言え、まだまだ恐ろしい業者はたくさんあるものです。そのような業者でも新聞や雑誌に広告を掲載していますので、引っ掛かってひどい目に遭わないように十分に注意しましょう。

よくある「ブラックOK」や「当社なら絶対にお断りしません」の甘い文句や、「1%の超低金利」や「審査なし即日融資」など上手すぎる誘い文句は完全なおとり文句です。
実際は先に紹介した「紹介屋」や「買取屋」であったり、法外な金利で貸付をする「ヤミ金融」であったりすることがほとんどです。
怪しいと感じたらまず登録業者かどうかを確認する。
これは金融庁ホームページで調べることが出来ますが、登録していても違法行為を行っているところもありますので完全に安心は出来ません。
次に金利を確認。法律で定められている消費者金融の金利は年利率29.2%までとなっています。これは後でひどい目に遭わないためにもしっかりと確認することです。
最後に、契約書・明細書の発行。ちゃんとした業者なら必ず契約書や明細書が発行されます。それが無いということはほぼ確実にヤミ金融で間違いないです。口頭で金利○%と言われたりしても、必ず契約書や明細の提示を求めましょう。

どんなに困っても、新聞や雑誌広告・ダイレクトメールや電柱広告にあるような甘い誘い文句には絶対に引っ掛からないように気をつけてください。

 
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